ポテチは、帯状疱疹になったことがあります。
しかも、出た場所は「おでこ」。40代の前半のことでした。
「帯状疱疹って、もっと年配の方がなるものでしょ?」
正直、ポテチもそう思っていました。
でも、なるんです。40代でも、ふつうに。
そして顔に出ると、ちょっと怖い話になってくるのです。
今日は、そのときのことを書いてみます。
おでこに、虫刺されみたいな「ぽちっ」
ある日、おでこに小さな「ぽちっ」ができていました。
ちょうど、虫に刺されたあとみたいな感じです。
でも、おかしいんです。
虫に刺された覚えは、ありません。痒くもありません。
そのうち、その「ぽちっ」がミミズバレみたいに、ぷっくり盛り上がってきました。
場所が場所だけに――おでこです。隠せません。
「どうしよう」。
鏡の前で、ポテチはちょっと焦っていました。
「それ、帯状疱疹じゃない?」と同僚が気づいてくれた
そんなとき、職場の同僚が気づいてくれました。
「それ……帯状疱疹じゃない?」
えっ。帯状疱疹?
同僚も、以前おなじように顔に出たことがあったそうです。
そして、こう教えてくれました。
「顔は視神経が通っているから、危ないんだよ」
ひゃーっ。
ポテチは怯えながら、その足で皮膚科に飛んで行きました。
……今でも、気づいてくれた同僚には感謝しています。
自分ひとりだったら、「虫刺されかな」とのんびり構えて、悪化させていたかもしれません。
金曜日の皮膚科で「失明したら大変でしょ」と言われた
皮膚科の先生の診断は、ドンピシャ。「帯状疱疹だね」でした。
ちょうどその日は、金曜日。
先生からは、こんなふうに言われました。
皮膚科の先生に言われたこと
- お薬を出すので、飲んでおとなしくしていてね
- お仕事も、お休みしてね
- 万が一、ミミズバレが目のほうに降りてきたら、大きな病院に駆け込んで、入院して点滴で治療してもらってね
- 失明したら大変でしょう
- うちでは、これ以上の対応はできません
- 日曜日はふつうの病院がお休みだから、そのときは大学病院にでも駆け込んで
「まじかぁ……。」
それが、ポテチのリアルな感想でした。
40代の前半で帯状疱疹、というだけでもショックなのに。
おでこにミミズバレの跡が残ったらどうしよう、という不安だけでも、けっこう精神的にきていたのに。
そこに、「失明」。
もう、あり得ない。頭の中が真っ白になりました。

失明って……。おでこの小さなぽちっが、まさかそこまでの話になるなんて
……結果から言うと、幸いでした。
ミミズバレは広がらず、お薬もよく効いて、きれいに治ってくれました。跡も残りませんでした。
でも、あの金曜日の不安は、今でもよく覚えています。
老健でも、帯状疱疹はチョロチョロ出ます
ポテチは理学療法士として、老健(介護老人保健施設)で働いています。
現場でも、帯状疱疹はチョロチョロと出ます。
高齢者は免疫力が下がっているので、ある意味、仕方のないことではあるのですが。
つい先日も、脇腹から発症した方がいました。
ただ、気づくのが少し遅れてしまって。
ジュクジュクとうんでしまい、見ているこちらが「痛そう……」と思うほどでした。かわいそうで。
帯状疱疹は、早く気づいて、早くお薬を始めることが、とても大事です。
ポテチの同僚が気づいてくれたように、「あれ?」と思ったら、早めに皮膚科へ。
これは、ポテチが身をもって学んだことです。
高齢者の体は、いろいろなところに「気づきにくいサイン」を出しています。
以前書いた痛み止めと義父の食欲低下の記事も、そんな「見落とされやすいサイン」のお話でした。
帯状疱疹の予防接種、ポテチはどうするか
ここで、よく聞かれる「帯状疱疹の予防接種(ワクチン)」の話も、少しだけ。
帯状疱疹のワクチンは、今は2種類あります。
ざっくり、こんな違いです。
| ① 生ワクチン(ビケン) | ② シングリックス | |
|---|---|---|
| 接種回数 | 1回 | 2回 |
| 費用の目安(自費の場合) | 8,000円前後 | 4〜5万円ほど |
| 発症をおさえる効果 | 5〜7割ほど | 9割以上 |
| 効果の持続 | 約5年 | 10年以上 |
| 副反応 | 軽め | 強めに出やすい |
「安くて手軽だけど、効果はほどほど」の①か。
「お値段は高くて副反応も出やすいけれど、効果がしっかり長持ち」の②か。
そんな選び方になります。
ちなみに、65歳になると、お住まいの自治体の助成が受けられる「定期接種」の対象になります(2025年から始まった制度です)。
ポテチの、今のところの結論
- 今は、予防接種はしない。もしなったら、お薬を飲んで対応するスタンス
- ただ、65歳になったら、予防接種を打とうと思っている
- 打つときは、お値段が高くても、効果が高いほうを選ぶつもり
これは、あくまでポテチ個人の考えです。
帯状疱疹のワクチンは、何歳で、どれを打つのか、人によって事情がちがいます。
持病のことや、ご家庭の状況もあります。
なので、「ポテチはこう考えている」という、ひとつの参考まで。
気になることがあれば、かかりつけのお医者さんに相談してみてくださいね。
おでこの小さな「ぽちっ」から、まさか失明の話まで出てくるとは。
40代でも、油断できないな――そう実感した、ポテチの体験談でした。
もし今、「これ、虫刺され?それとも……」と気になっているものがあったら。
どうか、のんびり構えず、早めに皮膚科へ。

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