「最近、食べたくないって言うのよ」――義父の夏バテ疑惑
最近、暑くなってきましたね。
ポテチの義父、最近こんなことを言うようになっていました。

夏バテかな、食べたくないんだよ。冷たいもの飲み過ぎたかな。
なんだか、ゲプッと胃がやられてるみたいでね
家族としても、
- 冷たいものを飲み過ぎたのかな
- 胃がやられてるのかも
- 夏だし、しょうがないよね
そんな会話が続いていました。
たしかに、暑くなったし、夏バテのシーズン。アイスや冷たい麦茶も増える時期。
でも、ポテチはふと、別の可能性が気になりました。
ポテチがふと気づいたこと――「あれ、痛み止め増えてませんでしたっけ?」

お義父さん、最近、腰痛のお薬、変わりましたよね?
そうです。
義父は最近、腰痛の種類が変わって、先生も変わったタイミングで、痛み止めのお薬が増量されたばかりでした。
そして、ふと処方箋を見せてもらうと――
痛み止めだけ。
胃薬は、出ていない。
これだ、と思いました。
痛み止めが、胃を荒らすことがある
ご存知の方も多いと思いますが、痛み止めには、胃の粘膜を荒らしてしまう副作用があります。
「飲むだけで具合悪くなる」というほどではないことが多いですが、
- 食欲が落ちる
- 胃がムカムカする
- げっぷが出る
- 胃の重さを感じる
こういった、地味なサインとして出てくることがあります。
「夏バテっぽい症状」と、けっこう似てるんです。
夏に増量された痛み止め+胃薬なし+食欲低下――並べると、もう答えが見えてきます。
ポテチも、痛み止めで胃やられるタイプ
実はポテチも、痛み止めで胃をやられるタイプ。
若い頃は、頭痛のたびに気にせずパクパク飲んでいたんですが、結婚してから――(ストレスかな、笑)――胃がすっかり弱くなりました。
今では、

痛み止めを出すなら、胃薬も一緒に出してください!
と、必ずお願いするようにしています。
これがポテチのスタンダード。だからこそ、義父の症状を見て「あ、もしかして」と気づけたわけです。
高齢者は、もっと気をつけたい
高齢になると、もともと胃の粘膜が薄くなって、若い頃より荒れやすい体になっています。
それに加えて、
- 複数のお薬を飲んでいることが多い
- 食欲が落ちると、栄養が一気に不足する
- 「年のせい」「夏バテ」で片付けられがち
- 本人も「言わない」ことが多い
つまり、副作用に気づくのが遅れやすいんです。
食べないと、体力が落ちる。体力が落ちると、また動けなくなる。負のループに入ってしまう前に、気づきたいところです。
ちなみに、高齢の親御さんの「ちょっと困ってる」サインは、薬以外でも見落とされがち。見えにくさのサインの記事でも書きましたが、「年のせい」で片付けないことが、とっても大事です。
家族にできる「気づき」のポイント
ご家族にできることは、シンプルです。
「食べたくない」が続いたら、
- 最近、新しい薬を飲み始めていないか
- お薬の種類・量が変わっていないか
- 胃薬がセットで出ているか
これを確認してみてください。
特に、整形外科で痛み止めをもらっている方は要注意です。
お薬手帳と、ひとこと
お薬手帳、活用してますか?
これがあると、家族でもすぐに飲んでいるお薬が確認できます。
そして、「あれ、おかしいな」と思ったら、勝手にお薬をやめずに、

先生、最近食欲が落ちてて。お薬の影響もありますか?
と、主治医や薬剤師さんにひとこと聞いてみてください。
ほとんどの場合、すぐに胃薬を追加してくれるか、お薬の種類を見直してくれます。
義父、ちょっとずつ食べられるように
胃薬をもらってから数日。
絶好調!とまではいかないけれど、義父の食べる量は、ちょっとずつ増えてきています。
「夏バテだから仕方ない」で片付けなくて、本当によかった。
ご家族の「あれ?」は、お医者さんよりも早く気づけることがあります。
「食べない」のサインの裏に、お薬が隠れていないか――暑くなるこの季節、ぜひひとつ、頭の片隅に置いておいてもらえたら嬉しいです。

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