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老健に入る前に知ってほしいこと

介護の現場から

〜理学療法士として思うこと〜

親が入院したあと、
医師や相談員からこんな言葉を聞くことがあります。

「リハビリを続けるために、
老健という選択肢もあります」

でもそのとき、多くの家族は
こう思います。

「老健って、どんなところ?」

実は私も、理学療法士として働く前は
よく知りませんでした。

そして現場で働くようになって
思うことがあります。

老健は、意外と誤解されている施設です。

今日は、
老健で働く理学療法士として
「入る前に知ってほしいこと」を書いてみます。


老健は「家に帰るための施設」

老健(介護老人保健施設)は
よく「施設」と呼ばれますが、

本来の目的は

在宅復帰

です。

つまり

・家に帰るために
・リハビリをして
・体を整える

そのための施設です。

そのため、
特養とは少し役割が違います。


老健は思っているより忙しい

老健に入ると、
意外と驚かれることがあります。

それは

毎日がわりと忙しいこと。

リハビリがあり
入浴があり
レクリエーションがあり
食事があり

思っているより
1日の流れがあります。

「施設=のんびり」

というイメージの方は
少し驚くかもしれません。


家に帰れる人もいる

老健の一番の目的は

家に帰ること

です。

実際に、
リハビリを続けて

・歩けるようになり
・トイレが自立して
・家に戻る

そんな方もいます。

もちろん
すべての方が帰れるわけではありません。

でも

「帰れる可能性を作る」

それが老健の役割です。


家族が驚くこと

家族の方がよく言うのは

「思っていた施設と違いました」

という言葉です。

理由は

・リハビリが多い
・生活のリズムがある
・家に帰る前提

だからです。

老健は

生活とリハビリが
一緒にある場所

なんだと思います。


そして、私が思うこと

老健で働いていると
よく思うことがあります。

それは

人生の最後まで
人は変わるということ。

90歳でも
歩けるようになる人がいます。

逆に

体は元気でも
気持ちが沈んでしまう人もいます。

同じ年齢でも
同じ体でも

生き方は
本当に人それぞれです。


だからこそ思うこと

私は理学療法士として
毎日リハビリをしていますが

利用者さんを見ていて
よく考えます。

自分が90歳になったとき
どんなおばあさんになっているんだろう。

心配ばかりしているのか。

それとも

「まあ、なんとかなるよ」

と笑っているのか。

答えはまだわかりません。

でも今日も
利用者さんと一緒に
少しでも前に進めるよう

リハビリをしています。


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