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「帰りたい」という気持ちは、人を動かす力になる

介護

リハビリに対するモチベーションって、本当に人それぞれです。

なんとなく家族に言われて、渋々来ている人。
「リハビリなんて好きじゃない」と頑なに拒む人。
そして――

「絶対に家に帰りたい」

そう強く願い、努力を惜しまない人。

老健で働いていると、いろいろな想いに出会います。
でも、やっぱり心を動かされるのは、「帰りたい」という強い想いを持っている人なんですよね。

「家に帰りたい」が原動力になる人

「家に帰りたいんです」

その言葉を、本当に真剣な顔で話される方がいます。

最初は、正直に言うと、こちらも心の中で考えてしまうことがあります。

「この状態だと、期限内は厳しいかもしれないな…」

歩くのもやっと。
立ち上がるのも不安定。
トイレだって一人では難しい。

でも、その人は言うんです。

「家に帰るためなら、頑張る」

そして本当に頑張るんです。

リハビリを休まない。
できない動作も、何度でも挑戦する。
昨日より今日、今日より明日と、少しずつ前に進む。

その姿を見ていると、こちらの気持ちも変わっていきます。

「……もしかしたら、いけるかもしれない」

最初は半信半疑だった未来が、だんだんと現実味を帯びてくる瞬間があるんです。

不思議と周囲を巻き込む力がある

「帰りたい」という想いが強い人って、本当に不思議なんですが――

周りを巻き込む力があるんです。

ご家族が協力してくれる。
介護職も「なんとかしたい」と動く。
看護師も生活の調整を考えてくれる。

時には、他の利用者さんまで応援団になることもあります。

「〇〇さん、今日も頑張ってるね」

そんな声が自然に生まれるんです。

リハビリって、もちろん身体機能の問題でもあります。
でも、それと同じくらい、「気持ち」も大きいんだと感じる瞬間です。

奇跡のような瞬間は、実際にある

もちろん、すべての人が望む形で家に帰れるわけではありません。

病気や身体の状態によって、どうしても難しいこともあります。

それでも――

時々、本当に奇跡のようなことが起きます。

最初は車椅子だった人が、杖で歩けるようになり。

トイレ介助が必要だった人が、
ポータブルトイレで自立できるようになり。

そして、

「家に帰りましょう」

その言葉を伝えられる日が来る。

その瞬間は、何度経験しても嬉しいものです。

人の力って、本当にすごい

リハビリをしていると、よく思うんです。

人の力ってすごいなぁって。

年齢とか、体力とか、病気とか。
もちろんそれも大事です。

でも、それだけじゃない。

「帰りたい」

その一言に、人を動かす力がある。

だからこそ、私たちも思うんです。

その想いに、できる限り寄り添いたい。

少しでも可能性があるなら、その道を一緒に探していきたい。

そう思いながら、今日もリハビリをしています。

在宅介護を支える「ポータブルトイレ」

自宅に帰るうえで、大きなポイントになるのがトイレの問題です。

夜中にトイレまで歩くのが難しい。
転倒のリスクがある。
家族の介助が大変。

そんな時に役立つのが、ポータブルトイレです。

最近のものはとても進化していて、

  • 立ち座りをサポートする手すり付き
  • ニオイ対策がしっかりした消臭機能
  • 介助しやすい設計

など、在宅生活を支える工夫がたくさんあります。

「トイレが不安で家に帰れない」

そんなケースでも、環境を整えることで在宅生活が可能になることもあります。

自宅介護を考えるときの、強い味方のひとつです。

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