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今年のコロナは喉からくる?施設でもじわじわ拡大中…

介護の現場から

さてさて、またやってきましたよ、コロナさん。毎年、忘れた頃にふらっと顔を出す困ったお客さま。今年の特徴はどうやら喉の痛み。熱は出る人もいれば、出ない人も。だから余計にやっかいです。

つい先日、ちょっと心配性なお爺ちゃんのリハビリをしていたときのこと。
「朝ごはん食べたら急に寒くなっちゃってさ、部屋に戻って寝てたんだよ〜」と話すので、「気のせいでしょー!心配しすぎだよ」と笑いながら、いつも通りリハビリを実施。
でも…その時「なんか今日はちょっと動きが悪いなぁ」なんて言っていたんですよね。

すると、その数時間後。熱が38度に! 朝一の体温は36度だったのに。いやぁ、コロナのスピード感には毎回びっくりです。

その後、施設内でもポツポツと陽性者が出始めました。今のところ面会謝絶まではいっていませんが、陽性者は隔離中。この夏休み時期に、会いたい家族に会えないのは本当にかわいそう。

今回のコロナも、おそらくは職員やご家族が持ち込んでしまった可能性が高いのですが…みんなそれぞれ生活をしている以上、ある程度はもう仕方がないのかな、とも思います。
それでもやっぱり「できる限り持ち込まない努力」は続けていきたいものですね。

ただね、職員同士の公式の飲み会はいまだに皆無なんですよ。昔は新人歓迎会、送別会、職員同士の飲み会があったのですが、いまだに再開できず…。多分もう一生出来ないのかもしれません。飲みニケーション、嫌いではなかったので、少し寂しいなぁと感じます。

コロナが残したものは、感染対策だけじゃなく、こういうささやかな交流の場の消失なのかもしれませんね。


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