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最近の現場は「ナイトサファリ」状態?──重度者が増える中での葛藤

介護の現場から

最近、重症度の高い方が増えてきています。

胃瘻で経口摂取ができない方、認知が強くコミュニケーションが取れない方、指先しか動かせずリクライニング車椅子でしか移動できない方……
状態は違えど、共通して言えるのは「手がかかる」ということ。

とくに認知症が進んだ方は、意図せず暴力的になってしまうこともあります。
もちろん、暴力は良くない。でも、本人にとっては「防御のつもり」であって、周囲が敵に見えてしまうのかもしれません。

こちらが何かをしようと手を伸ばしただけで、爪を立ててしがみつかれる。
その手をそっと離そうとしただけでも、高齢者の皮膚は弱く、すぐに痣となってしまうこともあります。

正直、「どうしたらいいの?」という気持ちになることもあるのです。

夜勤では、その難しさが何倍にも

うちは夜勤の人数が多くありません(どこもそうかもしれませんが)。
認知症の利用者さんが多い日は特に大変です。

以前、ある介護スタッフが夜勤を「ナイトサファリのよう」と表現していました。
ちょっと過激な言い方ですが、私は思わず「確かに…」と共感してしまいました。

ケアする側も人間です

どんなに経験を積んでも、「これが正解」と言い切れる対応は少なく、毎日が試行錯誤の連続。

それでも、相手の「不安」や「防御の裏にある想い」に寄り添えるように、
私たちも心を整えながら、丁寧に向き合っていきたいと思っています。

あなたの職場では、どんな夜勤が待っていますか?

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