理学療法士の仕事

介護の現場から

脳出血からの帰宅希望。鍵になるのは「ケアマネジャー選び」

脳出血で片麻痺と高次脳機能障害が残った男性。自宅への帰宅希望を叶えるため、支援の要となるケアマネ選びの重要性を考えます。
介護の現場から

杖でスイスイ、再び自分の足で

車椅子生活をしていた利用者様が、先日から無事に 杖歩行生活 に戻ることができました。屋外歩行の練習、階段昇降訓練、バランス訓練……と、しっかり行っていて、私的には「いつからでもOKですよ!」という状態だったのですが、ご本人の気持ちが追いつか...
介護の現場から

杖での一歩、そして「餅は餅屋」に納得した日。

先日、退所前訪問に行ってきました。今回のご本人は、杖での歩行が安定してきた方。施設からご自宅まで車で向かい、車を降りてからは杖で歩いてご自宅へ。門の段差もアプローチの段差も、上り框(かまち)もすんなりとクリア。以前、亡くなったご主人が使って...
介護の現場から

順調だったのに…転倒骨折でまた振り出しに

リハビリが順調に進んで、「8月中にはおうちに帰れるかも」と思っていた矢先のことでした。今回のご利用者様は、認知症の症状もほとんどなく、リハビリにも前向きに取り組んでおられました。リハビリ開始から1ヶ月半が経ち、車椅子生活ではあるものの、「こ...
介護の現場から

退所前訪問って、なにするの?

ポテチの働く老健では、退所の前に「退所前訪問」というものを行っています。これは、利用者さんが自宅に戻っても安全に、できるだけ自立して生活できるようにするための大事なイベント。どんなことをするの?退所前訪問では、主にこんなことをチェックします...
介護の現場から

トイレ動作がカギ!老健で地味に効く“立ち上がり訓練”とは?

老健(介護老人保健施設)は、言わずもがな高齢者の多い施設です。入院や疾患を経て、筋力がガクッと落ちた状態で入所される方も多く、日々リハビリが必要です。いろいろな疾患を抱えた方がいらっしゃいますが、「自宅に帰れるか、帰れないか」の境界線になる...
介護

「帰りたい」気持ちは人を動かす力になる

リハビリに対するモチベーションって、本当に人それぞれです。なんとなく家族に言われて、渋々来ている人。リハビリが好きではないと頑なに拒む人。そして、**「絶対に家に帰りたい」**と、心の底から願い、努力を惜しまない人。もちろん、私たちとしても...
介護の現場から

4回目の転倒。そして「あなたが正しかったよ」の言葉に、泣きそうになった日。

やっちまいました、4回目の転倒。これまではなんとか歩行器で頑張っていたけど、もう限界かな。今回は居室での転倒。ちょっと手を伸ばした拍子に、歩行器がスーッと滑っていって、支えを失い、ドサッと。ほとぼりが覚めたころに居室に伺うと、ベッドで横にな...
介護の現場から

【転倒3回目。さて、作戦タイムです】

今日も朝から転倒の報告が入りました。歩行器を使っている利用者さん。これで3回目の転倒です。しかも、2回目と3回目はどちらも 口腔ケア後の食席で。同じ場所で2回も転ぶとなれば、さすがに対策を考えないわけにはいきません。実は、2回目の時点で一度...
理学療法士の仕事

学生時代のこと、ふと思い出した話

先日、「かくかくしかじか」をみたのですが、、、自分の大学時代のことを思い出して、なんとも言えない気持ちになりました。お金はなかったけど、自由だけはたくさんあって。本当はちゃんと勉強しなきゃいけないのに、勉強するふりして、なんとなく遊んで、時...