100歳を超えても元気な人たち〜現場で感じる驚きとちょっとした恐怖〜

最近、本当に高齢者の方々が元気です。
特に100歳近い方々を見ていると、ただ「生きている」だけでもすごいのに、その元気さには驚かされます。

少し前までは「100歳で歩いているなんてすごい！」というのが定番の驚きポイントでした。でも今はそれどころじゃありません。「そろそろ在宅復帰を考えましょうか？」なんて話が出るのが、100歳を超えてから。思わず「え？102歳だよね？まじかぁ…」と現場でも二度見してしまいます。

中でも印象的だったのは、103歳のおじいちゃん。
夜になると、ベッドの上で四つ這いになって、黙々と体操をしているのです。四つ這いで体操している103歳。もう私より元気なんじゃないかと思うくらい。たぶん、あと10年くらいはこの調子でマイペースに過ごしていくんじゃないかとすら感じます。

最近では、お見舞いに来るご家族も四世代揃うことが珍しくなくなりました。曽孫さんが「ひいおじいちゃんに会いに来たよ〜」とニコニコしている姿を見ると、ほっこりする反面、「いやいや、ちょっと恐ろしい時代になってきたな」とも思ったりします。

医療の進歩、介護技術の発達、リハビリの力、そして何より本人の底力。これが揃うと、人は本当に長く元気に生きられるものなのだと、現場で日々感じています。

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