在宅復帰

介護

透析と老健、そして在宅への思い

透析を続ける高齢者の退院後、老健か在宅か…。家族の葛藤と日本の医療文化を「出口戦略」という視点で考える体験記。
介護

入院で動けなくなった親、いきなり家に帰すのが不安なら——老健という選択をPTからおすすめします

理学療法士として老健に勤務している私が、「入院後にADLが低下した親」を持つご家族へ伝えたい老健の役割と安心感。退院後すぐに自宅へ戻すのが不安な方へ。
介護の現場から

老健で暮らした彼の最期に想うこと

老健で暮らした一人の入所者様が、突然亡くなられました。腰痛や脳梗塞の後遺症を抱えながらも、兄との暮らしを目指していた彼。最期の日々を振り返ります。
介護の現場から

順調だったのに…転倒骨折でまた振り出しに

リハビリが順調に進んで、「8月中にはおうちに帰れるかも」と思っていた矢先のことでした。今回のご利用者様は、認知症の症状もほとんどなく、リハビリにも前向きに取り組んでおられました。リハビリ開始から1ヶ月半が経ち、車椅子生活ではあるものの、「こ...
介護の現場から

退所前訪問って、なにするの?

ポテチの働く老健では、退所の前に「退所前訪問」というものを行っています。これは、利用者さんが自宅に戻っても安全に、できるだけ自立して生活できるようにするための大事なイベント。どんなことをするの?退所前訪問では、主にこんなことをチェックします...
介護の現場から

トイレ動作がカギ!老健で地味に効く“立ち上がり訓練”とは?

老健(介護老人保健施設)は、言わずもがな高齢者の多い施設です。入院や疾患を経て、筋力がガクッと落ちた状態で入所される方も多く、日々リハビリが必要です。いろいろな疾患を抱えた方がいらっしゃいますが、「自宅に帰れるか、帰れないか」の境界線になる...
介護

「帰りたい」気持ちは人を動かす力になる

リハビリに対するモチベーションって、本当に人それぞれです。なんとなく家族に言われて、渋々来ている人。リハビリが好きではないと頑なに拒む人。そして、**「絶対に家に帰りたい」**と、心の底から願い、努力を惜しまない人。もちろん、私たちとしても...
介護の現場から

100歳を超えても元気な人たち 〜現場で感じる驚きとちょっとした恐怖〜

最近、本当に高齢者の方々が元気です。特に100歳近い方々を見ていると、ただ「生きている」だけでもすごいのに、その元気さには驚かされます。少し前までは「100歳で歩いているなんてすごい!」というのが定番の驚きポイントでした。でも今はそれどころ...