ポテチは夫の両親と同居しています。
先日、義父が膵管を詰まらせて入院しました。絶食が続いて、手術もして、気づいたらあっという間に体力が落ちてしまって、歩くのもままならなくなってしまいました。もともと脊柱管狭窄症もあったので、入院が引き金になった感じです。
利用者さんたちの家族がよく言うんです。「入院するまでは普通に歩いてたんですけど…」って。
正直、今まで「本当に?」なんて少し思っていた自分がいましたが、今回、まさにその状況を目の当たりにしてしまいました。本当でした。入院で、こんなに一気に弱るんだなぁ…。
そんなわけで、家の中でも義父が階段を登るのが危なくなり、「階段の両側に手すりをつけようか」という話になりました。
人生初、地域包括支援センターにお邪魔しました。
はじめての場所はやっぱり緊張します。でも、センターの方々は、私が入っていくとすぐに作業の手を止めて、ちゃんとこちらを向いてくれました。
きっとわかっているんだと思います。
こちらは今、とても不安な気持ちで来ていること。ちょっとした言葉の端っこで、気持ちが折れてしまう可能性があること。そんな気遣いが、最初の数分で伝わってきました。
実はポテチとしては、介護保険の申請をしていない義父でも「予防給付が使えるかな?」と思っていました。でも違うのですね。介護保険は、まず申請して、要支援・要介護の認定が出たうえで、その中で要支援の人が予防給付の対象になる仕組み。
理学療法士として仕事をしている私でも、「意外と知らないものだなぁ」と感じました。
ましてや、普通の仕事をしていたら、そもそも地域包括支援センターの存在だって知らない人の方が多いかもしれません。
今回、ちょっと勉強になったポテチ家の出来事でした。
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