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「車いすは買うもの?」義父とのやりとりと、レンタルの本当の良さ

ポテチの日常

うちの義父は昔から、欲しいと思ったら即購入!なタイプ。

今回も、「歩くのがしんどいから車いすが欲しい」と言い出しました。しかも、介護保険でその購入資金を援助してくれるものだと、どうも思っていたようで……。

■ 介護保険で“買えるもの”と“借りるもの”の違い

介護保険の仕組みって、実はちょっとややこしい。

住宅の段差解消や手すりの取り付けなどは「住宅改修」で購入扱い。対して、車いすや置き型の手すりは、レンタル(福祉用具貸与)の対象。

これ、何回説明してもなかなかピンときてくれなくて、「住宅の改修と、置き型手すりは別の制度なんだよ」と何度も繰り返す日々。

■「レンタルは誰かのお下がり」への抵抗

義父は、「レンタルって人が使ったやつでしょ?」と、どこか嫌そう。

でも実際は、今の福祉用具レンタルはとても丁寧に整備されていて、見た目も新品同様なものがほとんど。

衛生管理も徹底していて、消毒済・点検済のものが届きます。何か不具合があれば、すぐに交換もしてくれる。これは購入ではなかなか真似できないメリットだと思っています。

■ 実例:「良かれと思って買った歩行器」が2台も…

利用者さんの中には、娘さんが「これがいいと思って」と買ってきた歩行器が合わず、2台もお家にあるというケースも。

でも、私たちから見ると、どうにも体に合っていなくて…。置き場にも困るし、なかなか言いづらいんです。

そうした話を義父にしたところ、「買う前にレンタルで試すっていうのは、なるほどな」と、ようやく納得してくれました。

■ レンタルのメリットまとめ

  • 🔧 体に合わなければ交換できる
  • 🧼 清潔・整備済で安心
  • 📞 不具合があれば事業者がすぐ対応
  • 💰 長期的に見て経済的

こだわりがある人ほど、一発勝負で「購入」するのではなく、“まず借りてみる”が安心への近道かもしれません。


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