ぐっーと冷え込んできた最近、ポテチ母が「なんだか膝と股関節が痛いんだよねぇ」と言い出しました。
年齢的にも、季節的にも、「まぁ多少は仕方ないかなぁ」と思いつつも、本人はちょっと不安そう。
ポテチ母、膝と股関節の痛みを訴える
ポテチ母は普段からよく動くタイプですが、寒くなってくるとどうしても家の中で過ごす時間が増えがち。
そんな中での「膝が痛い」「股関節も痛い」という訴え。
理学療法士としての頭では、
- 冷えによる血流低下
- 活動量の低下による筋力・柔軟性の低下
あたりが原因候補としてすぐに浮かびました。
友達に勧められた「有名整形外科」に行きたい
そんな中、ポテチ母がポツリと一言。

友達にね、県をまたいで通うくらい有名な整形外科があるって聞いたの。そこに行ってみたいんだよね
調べてみると、確かに私も名前を知っている有名な整形外科。
関連クリニックや病院もいくつかあって、「あぁ、あそこね」とすぐにピンとくるところでした。
「納得できるところで診てもらうのは大事だし、一度行ってみたら?」と背中を押すことにしました。
まずは銀行へ。斜めがけバッグでお散歩リハビリ
病院に行く前に、「銀行にも寄りたい」とポテチ母。
「階段はちょっと辛いけど、平地なら大丈夫」と言うので、歩いて銀行まで行くことにしました。
その日は、母お気に入りの斜めがけバッグ。
大きめのショルダーバッグを斜めにかけて、貴重品や通帳がしっかり入っています。
正直なところ、最初は「持ってあげようかなぁ」という気持ちもありました。
でも、母は基本的に一人暮らし。いつも誰かが隣にいるわけではありません。
「ここで全部手伝ってしまったら、逆に一人暮らしに戻ったとき困るかも」
そう思い直して、あえてバッグは持ってあげず、見守りに徹することにしました。
最初のうちは、少しヨタヨタした足取りで、いかにも「痛そうだなぁ」という歩き方。
でも、そのままペースを崩さずに歩いていると、だんだんと足取りがしっかりしてきました。
「あれ?さっきよりしっかり歩けてるかも」
こちらがそう感じるくらいには、歩きが落ち着いてきて、 「これくらいの距離なら大丈夫かな」と思えるレベルに。
有名整形外科での診断は「何ともないですよ」
後日、母がその有名整形外科に行った結果を聞いてみると、返ってきたのは意外な一言。

何ともないって言われたよ
レントゲンも撮ったけど、『年相応ですよ』ってさ
どうやら、骨や関節そのものに大きな異常はなく、
「寒さ」と「ちょっと動かない時期が続いたこと」が痛みを強めていた可能性が高そうでした。
本人としては、
- 有名どころで診てもらえた安心感
- 「特別な病気ではない」と聞けた安心感
これが大きかったようで、表情もずいぶん明るくなっていました。
寒い時期こそ「少し歩く」が大事
今回の一件で改めて感じたのは、寒くなると痛みが出やすい人ほど、「ちょっと動く」をサボらないことが大事ということです。
ポテチ母のように、
- 歩き始めはヨタヨタするけど
- 少し歩いているうちに足取りが安定してくる
というパターンは、いわゆる「ウォーミングアップ現象」のようなもの。
筋肉や関節が温まってきて、動きやすくなっているサインでもあります。
PT娘としての本音と、娘としての本音
ポテチ母の斜めがけバッグを見ながら、PTとしては
- 荷物は軽い方が関節には優しい
- 左右のバランスが崩れないように気をつけたい
そんなことを考えていました。
でも、娘としての本音は、
「自分のバッグを自分で持って、銀行まで歩いて行けた」
その事実そのものが、何よりの安心材料でもありました。
最初はちょっとヨロヨロしていても、
自分の足で歩き、自分の用事を自分で済ませてくる。
その積み重ねが、ポテチ母の「これから」を支えていく力になるのだと思います。
おわりに:痛みと上手く付き合いながら、これからも一人暮らしを続けていくために
高齢になれば、多少の痛みや違和感はどうしても出てきます。
それでも、
- 必要なときはちゃんと病院で診てもらう
- 普段から「ちょっと歩く」を続ける
- 荷物は持ちすぎない・軽くする
こうした小さな工夫で、「痛いからもう動かない」ではなく、
「痛いけど、工夫しながら動いていく」という方向に持っていけるのかなと感じました。
ポテチ母には、これからも斜めがけバッグを軽めにしてもらいながら、
銀行や喫茶店や友達とのおしゃべりに、元気に出かけてもらいたいなと思います。


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